こんにちは!手芸部hanacoです。
いつも動画を見てくださってありがとうございます!
今回は、ふんわりとしたシルエットがとっても可愛い「フレアスカート」の作り方をご紹介します。
「カーブの裾上げが苦手…」「ウエストのベルトがきれいに付けられない…」と、お洋服作りでつまずきがちなポイントも、私のやり方なら絶対に失敗しません!
この記事の文字と画像をじっくり順番に追っていくだけで、きれいな仕上がりのスカートが完成するように、と詳しく解説していきますね。
焦らずゆっくり、一緒に手芸を楽しみましょう!
今回準備する材料と道具
まずは、生地の裁断サイズと必要な道具を確認しましょう。今回はご自身のサイズに合わせて作れるように、製図の計算式もご紹介しますね。
【材料】
* お好きな生地(今回はデニム風の少し張りのあるコットン生地を使用)
* 3cm幅の平ゴム(ご自身のウエストサイズに合わせてカットしてください)
* ミシン糸(生地の色に合わせたもの)
【道具】
* ミシン
* アイロン、アイロン台
* 裁ちばさみ、糸切りばさみ
* 定規、チャコペン(またはチャコライナー)
* まち針、クリップ、手縫い針、しつけ糸
* ゴム通し
【サイズの計算式(製図)】
ご自身のヒップサイズを「H」として計算します。
* Aの長さ(ウエストカーブ): (H+4cm)÷ 3.14
* Bの長さ(スカート丈): 出来上がり丈 - 1cm
* Cの長さ(ベルトの長さ): (A+1cm)× 3.14 + 1cm
前中心を「わ(生地を二つ折りにした折り目)」にして、半円形のスカート本体を裁断します。ベルト部分は、幅10cm × 長さC の長方形になります。

フレアスカートの詳しい作り方・完全マニュアル
手順1:生地を裁断する
先ほど計算した製図をもとに、生地を裁断します。
生地を中表(プリントや表にしたい面が内側になるよう)に半分に折り、「わ(折り目)」の部分を前中心に合わせて、チャコペンで線を引いてから裁ちばさみで丁寧にカットしましょう。

スカート本体が切れたら、残った生地の直線部分を利用して、幅10cmのベルト用の生地も裁断しておきます。

手順2:ウエストとベルトに「4等分」の合印をつける
縫い合わせる時にズレないよう、スカート本体のウエストカーブと、ベルト生地に印(合印)をつけます。
まず、端から縫い代1cmを残した位置を起点にして、全体を4等分する位置にチャコペンや小さめのハサミの切り込み(ノッチ)で印をつけましょう。

ベルト用の生地も同様に、両端の縫い代1cmを除いた長さを4等分して印をつけておいてくださいね。ここでしっかり印をつけておくと、後でギャザーが均等に寄ってきれいに仕上がりますよ!

手順3:スカートの後ろ中心を縫い合わせる
スカート本体の生地を中表(表側同士が内側になるよう)に合わせて、後ろ中心の直線部分をまち針で止めます。
端から縫い代1cmのところをミシンで直線縫いしましょう。最初と最後は必ず返し縫いをしてくださいね。

縫い終わったら、生地の端がほつれてこないように、縫い代の端にロックミシン、またはミシンのジグザグ縫いをかけます。
その後、アイロンを使って縫い代を片側にパタンと倒して(片倒し)、きれいに形を整えておきましょう。

手順4:裾のカーブを三つ折りにしてアイロンをかける
フレアスカートの一番の難関、裾のカーブの処理です!ここからは焦らずじっくりいきましょう。
まず、生地を裏側に向けます。裾のカーブに合わせて定規を少しずつずらしながら、端から2cmの位置にチャコペンでぐるりと一周、こまめに印を書いていきます。

チャコペンの印に合わせて、生地を裏側に2cm折り返し、アイロンをしっかり当てて折り目をつけていきます。カーブしているので少し波打ちますが、手でなじませながらアイロンの先を使って押さえていきましょう。

2cm折れたら、今度はその折り込んだ端を、さらに内側へ半分(1cm)に折り込みます。これで端が完全に隠れる「1cm幅の三つ折り」になります。
ここでもう一度、ぐるりと一周アイロンをかけて、三つ折りの状態をピシッと固定させます。

手順5:裾をしつけ縫いしてからミシンをかける
三つ折りにした裾が開いてこないように止めますが、カーブの裾はミシンをかける時にどうしてもズレやすくなります。
まち針だけで縫うと生地がねじれてしまうことが多いので、ここは面倒でも手縫いで「しつけ縫い」をするのがhanaco流の絶対に失敗しないコツです!

しつけ糸(または目立つ色の手縫い糸)を一本取りにして、ざっくりと波縫いをしていきます。
この時、後でミシンをかける位置(折った端のギリギリ)と重ならないように、少し内側(下側)を縫うのがポイントです。ミシンで縫った後に、しつけ糸をスッと引き抜きやすくなりますよ。

しつけが終わったら、いよいよミシンです。
三つ折りにした上の端から2mmほどのギリギリのところを、ぐるりと一周直線縫いします。カーブの生地は伸びやすいので、手で生地を引っ張らないように、ミシンの送りに任せて優しく手を添えるだけにしてくださいね。
縫い終わったら、しつけ糸を引き抜いておきましょう。

手順6:ベルトを作り、ゴムの通し口をあける
ウエストのベルトを作ります。
ベルト用の生地を中表にして半分に折り、短い辺(端)を合わせます。
端から縫い代1cmのところをミシンで縫いますが、ここは後でゴムを通すための「穴」をあけておく必要があります。
生地の向きに注意して、上端から5.5cm縫ったら一度返し縫いをして止めます。間をあけて、下端から1.2cmのところから再び縫い始め、最後まで縫います。
この縫わなかった隙間が「ゴムの通し口」になります!

縫い終わったら、縫い代をアイロンでパカッと左右に開いて(割って)おきましょう。これでベルトが輪っか状になりました。

手順7:スカートとベルトを縫い合わせる
いよいよスカート本体とベルトを合体させます!
スカート本体の表側と、ベルトの表側が合わさるように中表に重ねます。
この時、手順2でつけておいた「4等分の合印」と「後ろ中心の縫い目」同士をピッタリ合わせるのが最重要ポイントです!
スカートはカーブ、ベルトは直線なので、合わせるのが少し難しいかもしれません。まずは4等分の印の場所をまち針やクリップでしっかり止め、その間のたるみを均等に分散させるように、細かく止めていってください。丁寧に合わせましょう。

全体が止まったら、布端から縫い代1cmのところを、ぐるりと一周ミシンで縫い合わせます。

縫い終わったら、合体した部分の縫い代を、ベルト側(上方向)に向かって倒し、アイロンをかけて落ち着かせます。

手順8:ベルトを裏側に折り、しつけ縫いをする
ベルトの生地を、裏側に向かって半分に折り返します。
この時、折り返した布の端が、先ほど縫い合わせた「スカートとベルトの境目の縫い目」を、2mmだけ深く覆い隠すように折るのが最大のコツです!
定規で測る必要はありませんが、元の縫い目がギリギリ隠れる位置で折り、アイロンでしっかりクセをつけましょう。

アイロンで折れたら、ここでも必ず手縫いでしつけ縫いをします。
ミシンで縫う際にズレてしまうと、表から縫い目が落ちて大失敗の原因になります。しつけ糸で、端をざっくりとすくって一周縫い止めておきましょう。

手順9:境目に「落としミシン」をかける
ここがプロっぽく仕上げる魔法の工程です!
生地を表側に向けます。スカートとベルトの切り替え部分(境目の溝)にピッタリとミシンの針を落とし、ぐるりと一周縫っていきます。これを「落としミシン」と呼びます。

溝を縫うので、表からはミシンの糸がほとんど見えず、ステッチなしのすっきりとした美しいウエストに仕上がります!
裏側は、手順8で「2mm深く」折っておいたおかげで、表から溝を縫うだけで、裏側のベルトの端もバッチリ一緒に縫い留められるという仕組みなんです。
縫い終わったら、裏側をチェックして、ベルトの端が一周きちんと縫い付けられているか確認しましょう。大丈夫なら、しつけ糸をスルスルッと外します。

手順10:ゴムを通す
仕上げです!手順6で作っておいたゴムの通し口から、ゴム通しを使って3cm幅の平ゴムを通していきます。

ゴムの端が中に入り込んでしまわないように、端に大きめのクリップを挟んでおくか、まち針で布に止めておくと安心ですよ。ゴムが中でねじれないように、指で確認しながら慎重に一周させます。

ゴムが一周して両端が出てきたら、端同士を2cmほど重ね合わせます。
重なった部分が抜けないように、四角く囲うように縫うか、ジグザグ縫い、もしくは手縫いで何重にもしっかりと縫い合わせて固定します。

縫い終わったら、ゴムを引っ張って通し口の中へ完全に戻し入れ、ウエスト全体を両手で軽く引っ張って、ギャザー(シワ)が均等になるように整えます。

きれいに仕上げるためのhanacoのワンポイントアドバイス
お疲れ様でした!今回の作り方で、特に覚えておいてほしいポイントを振り返ります。
- カーブの裾上げは「アイロン+しつけ」が命!
円形の裾は、折ると必ず布が余ってシワになります。いきなりミシンをかけると絶対にヨレてしまうので、1cmの三つ折りをアイロンでしっかり作り、手縫いのしつけで固定してからミシンをかけると、売り物のようにフラットで美しい裾になりますよ。 - 落としミシンは「裏を2mm深く折る」のが成功の秘訣!
ウエストベルトを縫い付ける時、表から縫うのに裏側も縫い外さないための魔法の数字が「2mm」です。表の縫い目よりほんの少し下まで覆うように裏側を折り、しつけをしてから溝を縫えば、初心者さんでも絶対に失敗しません!
まとめ:ぜひ作ってみてくださいね!
ふんわり広がるシルエットが素敵なフレアスカートの完成です!
一見難しそうに見えるカーブの処理やウエストのベルト付けも、一つひとつの工程を丁寧に、アイロンとしつけをサボらずに進めれば、必ずきれいに仕上がります。
お気に入りの柄や、季節に合わせた生地を使って、ぜひあなただけのオリジナルスカートを作ってみてくださいね。
完成したら、ぜひコメント欄やSNSで教えてもらえるととっても嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。手芸部hanacoでした!


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